夜空に揚げパン

何気なく買った小さなロールパンを、揚げパンにしていただきました。

つい最近揚げパンを作って食べたし、揚げパンは栄養的に、しばらくは作らないかな〜と思っていたけど、前日の夜に私の体調が悪くなってしまい、献身的に看病してくれた夫へお礼がしたくて…大好評だった揚げパンを、再び作りました。

どの器がいいかな、と考えた私は、結婚記念日の記念品として買った「星空」という器に、揚げパンを盛り付けようと思ったのでした。

看病してくれた夜

なんか体が辛いなぁと思っていたら、急に渦の中に吸い込まれたかと思ったほどに体調を崩してしまっていた。
「どうしたの〜！！？」と、ムンクの叫びかと思うような声が遠くから聞こえてきて、気がつくと私は、暖かいふかふかのベッドで横になっていて、しゃがんでこっちを見ている夫と目が合った。

夫の表情は、汗と涙でお顔が滲んでいて「しばらく看病してくれていたんだ…」と気付いた。心配をかけてしまった。

「ありがとう」って伝えたい

「昨日はありがとう」って形で伝えたくて、冷蔵庫にあった小さなロールパンで揚げパンを作ることにした。出来立ての揚げパンで、言葉と共にお礼を伝えよう。

揚げパンをのせる器をどれにするか考えて、この前買った「星空」という器に決めた。

今夜はこの器に揚げパンを盛り付けて、砂糖が星に見立てられるかな。喜んでくれるかな…。