通院の日、りんごと優しさ
通院の日

月に一度の通院。有給を使って付き添ってくれる夫は「一緒に行こうね〜」と、毎月やさしく声をかけてくれます。
私が通院を億劫に感じていると、前日に私の好きなカフェオレを買って来てくれたりして、そっと励ましてくれるんです。本当にありがたいです。
通院が終わった後、体調が良ければ
母に会いに行ったり、二人でカラオケに行ったり、スーパーに寄ったり、散歩をしたり。
調子が良くない時は、無理せずにまっすぐ帰って、家で一緒にのんびりと過ごしています。
通院って結構疲れちゃうんですよね!
通院に付き添ってもらって最初の頃は、行って帰ってくるだけで精一杯でした。
今は少しずつできることが増えてきて、体力も気力も、少しずつ付いてきた思います。
私が「病院に付き添ってくれて、ありがとうね」と伝えると、
夫は「一緒に行けてよかった〜♪」と、笑顔で返してくれますが、その姿が毎回眩しいです。
この姿勢が本当に素敵で尊敬できて、感謝しかありません。
りんごと優しさ

私達は買い物に行くと、ほぼ毎回りんごを買っています。
季節によって少しずつ味や香りが違うのも、りんごの美味しいところです。
最近は、りんごの皮むきを夫がしてくれるようになりました。きっかけは、何だったか忘れてしまいましたが…「もっと上手くなりたい!」と笑顔で宣言して、練習を始めてくれたんです。
ある日、丁寧に剥かれてスライスされたりんごが、お皿にのって運ばれてきました!
食べやすいサイズにスライスしてくれていて、パクパクと食べ進められて嬉しかったです。
りんごそのものの優しさと、夫の優しさが溶けこんでいる感じがして、なんだかとっても美味しく感じました。
りんごは、小さな優しさのかたまりだなぁ…と思います。
りんごって、不思議ですね。
果物のひとつだけど、こうしてひとつの幸せのカタチになってくれています。